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#805 開発工程日誌「#9 キャラクタの構造仕様検討」

2022/08/26

こんにちは。影織です。

いよいよ、弓削田さん作・アニメーション作成ツール「img-motion」の原型を触り始めました。 今回の収録では、Live2Dで以前作ったアニメーションをお見せしながら、 「img-motionでこんなことができたらいいな〜」を話しています。 ラジオでは指示語を連発してしまったので(ごめんなさい)、ぜひブログの画像を合わせてご覧ください。

img-motionについて

パーツの読み込みについて

img-motionは、一枚の画像をパーツ分けして、アニメーションをつけて、json形式で出力できる強力なツールです。 img-motionではまず、体のパーツごとにデータをアップします。 左に階層構造が見えるでしょうか。 Live2Dでは、パーツ分けしたpsdを丸ごと放り込むと、自動で並べてくれるのですが、 psdから座標を取るのが難しいので、img-motionでは、png出力したパーツを一つずつ読み込んで、 手作業で並べていくようになっています。 ちなみに、Live2Dの場合、ひとたびpsd内でパーツの座標を大きく動かしてしまうと、 それまでに設定したパーツの動作の整合性が取れなくなり、作り直す羽目になります。 pngを一つずつ入れる仕様であれば、こうした問題は回避できそうですね。

関節の回転

Live2Dでは、このように関節に回転デフォーマというもの(右ひじの赤い丸の部分)を仕込んで、可動域を設定するのですが、 img-motionでは、回転の中心を設定します。 下図の肩の部分の小さなプラスマークですね。

レイヤーの重なり順問題

ラジオの中で出てきた首についてですが、 こんな感じで、傾げた時にチラッと見えるようにパーツを作っています。 レイヤーの階層構造によって重なり順が決まるので、 出てほしくないパーツが意図せずはみ出す... という問題が起きそうで悩むよね〜、という話でした。

画像の変形

「そんな動きするんだ」と弓削田さんが衝撃を受けていた部分がこちら。 Live2Dではこのスカートのようなメッシュ変形ができます。 既に台形変換機能を追加いただいていたのですが、 スカートがくしゃっとなるような動きでは、画像の台形変換では間に合わず、 もっと大胆に変形できる機能が必要になってきます。
ということで、具体的なアニメーションを共有しながら、 こういう機能が必要、という仕様の認識合わせができたので、 とっても有意義な打ち合わせとなりました。 ...ちょっとだけこの先の回のネタバレすると、 ここから脅威のスピードで便利機能が追加されていき、 どんどん使いやすいツールになっていきます。 引き続きお楽しみに!